2014年12月1日

158. JR東日本 水上変電所(直流)とその周辺

水上変電所
 
グーグルマップでは大穴変電所と表示される。

アプローチ:容易 湯檜曽駅もしくは、バス大穴変電所前 かつての湯檜曽変電所
受電:東電清水南線1,2号(東電小松発電所の66kV母線経由)
給電:上越線
特徴:上越線で初めての電化区間 清水トンネルを抜けるため湯沢と大穴に変電所が設置され上越国境越え用の電気機関車が水上駅に置かれた。バス停に大穴変電所前があるが実際は水上変電所になっている。
変成設備2組設置。配電用変圧器が設置されている。上越線のき電線は、清水トンネルまで下り線の方が太い(すべて上り勾配であるため)
千手線1,2号が遠望できる
水上変電所は、バス停 大穴変電所前にある。
清水トンネルをを挟んで次変電所とは約18kmの距離があるため、また上り勾配が続くため
大出力の変電所が必要とされたので、大きな変電所になったのであろう。




受電は、清水南線1,2号 66kV
冠雪防止碍子装置がついており、建屋と碍子接続部はロッドで離れている。

 


特徴あるブッシング部 冠雪防止のためか、碍管のヒダヒダがなくのっぺりしている

東電 清水南線1,2号 66kV 2回線

 
整流用変圧器とバスダクトで繋がった6,000kWシリコン整流器
バスダクトの中間にはOT(所内変圧器)が設置
バスダクトは、冠雪防止の屋根付き
66kV側はブッシング接続で開口部の建屋の中で母線と接続

6,000kWシリコン整流器が2台

SL 直列リアクトル2台

 

インピーダンスボンドに繋がる接続線

インピーダンスボンド 中性点には、バスバーで接続

下り方面 土樽方面 13は上り勾配が続くため、き電線が太い
上り線 土樽方面 14は、回生失効を防ぐためき電線が太い。変電所母線に戻して、分散させている。
 




 
建屋からでる母線 断路器に繋がる

遮断器と高配変圧器 66kV降圧6.6kV変圧器
交流受電部と変成設備はかなりゆったりとした構成
昔は、回転式変流器が設備されていた。

 
 

以下 水上駅構内
SL用水上駅構内 転車台


水上駅構内断路器 構内線分岐用と本線き電線区分用

41の断路器は配線が一部しかない


左 下り幹線 き電 下り構内き電 上りき電

左 上りき電 下り構内き電 下り幹線 き電
左 下り幹線 き電 下り構内き電 上りき電
電車 滞留時のパンタグラフを温める遠赤外線ヒーター 冠雪防止
遠赤外線ルミネーター電源操作盤
ポイントを温める温風装置 ダクトで奥のポイントを温める。

ガスで温風を生成させている。
温風制御盤 カウンターがついており動作回数を記録している
温風生成の燃料はLPG


1360. 東京地下鉄 銀座線 浅草変電所(仮称)と花川戸機器棟(仮称)運用まじか

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