2019年1月9日

877. 新春企画 「変電き電通信のもろもろ」を深く知るためのトリヴィア 50選(順不同) 解答編

新春企画 「変電き電通信のもろもろ」を深く知るためのトリヴィア 50選(順不同)解答編
投稿済の記事から選択しています。一部記事 重複引用あります

1. 火力・水力の合流点の交流変電所を挙げよ
武蔵境交流変電所
1.  JR東日本 武蔵境交流変電所(直流併用)とその周辺  ブログリンク
842. JR東日本 武蔵境交流変電所 再訪 追加 ブログリンク
217. JR東日本 武蔵境新宿線154kV 2回線経路 (交流) ブログリンク

大まかなイベント
1928年(昭和3年)12月武蔵境変電所内に66㎸受電設備開設(東京受電所)
1930年(昭和5年)12月66㎸ 八王子回線新設(現在の武蔵境・八王子線)
1939年(昭和14年)11月154㎸ 信濃川送電線完成 和田掘線で日本発送電(TEPCO)系連系 調相機 2台導入
1953年(昭和28年)6月 66㎸ 新鶴見線 154㎸に昇圧
1961年(昭和36年)6月 現TEPCO 和田掘線 154㎸ 連系解除
1968年(昭和43年)9月 TEPCO中東京線154㎸ 連系
1993年(平成5年)10月新宿線154㎸に昇圧
2013年(平成25年)3月 調相機1,2号廃止 静止形無効電力補償装置SVG導入

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2. 東の要 交流変電所を挙げよ 
蕨交流変電所
10.  JR東日本 蕨交流変電所(直流併用) ブログリンク
601. 首都圏 JR東日本 停電 蕨交流変電所 事故 号外  ブログリンク
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大まかなイベント
1929年(昭和4年)4月 TEPCO内輪線から66㎸受電 蕨開閉所を設置し赤羽、東京受電所に送電
1932年(昭和7年)2月 蕨変電所と改称
1940年(昭和25年)8月 蕨変電所から66㎸設備分離 蕨開閉所と呼称
1963年(昭和38年)11月 66kV TEPCO鳩ケ谷線を船戸線と名称変更(架空送電線)
1965年(昭和40年)12月 66kV TEPCO船戸線を宮前線と名称変更(架空送電線)
1968年(昭和45年)7月 66kV TEPCO宮前1号線を廃止(架空送電線)
1969年(昭和44年)9月 154㎸鳩塚1号線線受電開始(地中ケーブル化) 蕨交流変電所と改称
1981年(昭和59年)2月 154㎸鳩塚2号線線受電開始(地中ケーブル化)

3. 西の要 交流変電所を挙げよ 
新鶴見交流変電所
221. JR東日本 新鶴見交流変電所  ブログリンク
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218. JR東日本 川崎火力発電所 ブログリンク
219. JR東日本 交流変電所群と給電系施設  ブログリンク

大まかなイベント
1928年(昭和3年)12月 新鶴見変電所構内に66㎸潮田開閉所開設
1929年(昭和4年)12月 潮田開閉所を潮田変電所と改称
1953年(昭和28年)6月 66㎸新鶴見線を154㎸に昇圧
12月 TEPCOとの連系点を武蔵境から新鶴見へ移行TEPCO川崎変電所と連系
1975年(昭和50年)5月 浜松町交流変電所へ154㎸送電開始1,2号(地中ケーブル)東海道線沿い
1980年(昭和55年)10月 154㎸川鶴線1号(地中ケーブル)新設
1992年(平成4年)12月 154㎸川鶴線2号(地中ケーブル)新設
1998年(平成10年)11月 154㎸川鶴線3号(地中ケーブル)新設
1999年(平成11年)11月 川発線1,2号廃止(川崎発電所からの66㎸架空送電線)
2008年(平成20年)5月 浜松町交流変電所へ154㎸送電開始3号(地中ケーブル)横須賀線沿い



4. 水力の要となる発電所を挙げよ 
千手変電所
小千谷変電所からの154kV連絡送電線が合流し、はるばる武蔵境交流変電所まで運ばれるキックオフの位置にある。
小千谷第二発電所254kV 送電線は、TEPCO中東京送電線で中東京変電所まで送られて千手発電所からの送電線に繋がる経路があるが、TEPCO内での振替電力運用でTEPCOに繋がるJR東の変電所で消費されるため実質上は、JR東 送電線とは、繋がりがない形で運用をされている。

444. JR東日本 千手発電所 ブログリンク
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17.  JR東日本 岡部交流変電所(直流併用) ブログリンク
445. JR東日本 小千谷発電所  ブログリンク
446. JR東日本 小千谷第二(新小千谷)発電所 ブログリンク


5. 整然と整理された き電線のある変電所を挙げよ  
川崎変電所




94.  JR東日本 川崎変電所(直流) ブログリンク

6. カオスな き電線のある変電所を挙げよ 
品川変電所 
大崎駅近傍にある。品川駅には無い
山手線、山手貨物線、横須賀線、東京車両センター、臨海線(定位:大崎駅構内)
22㎸受電変電所 66kV受電で 移転が望まれる変電所(相模鉄道乗り入れ等キーになる変電所)


参考文献
木住野康夫;りんかい線全線開業 大崎駅改良:鉄道と電気技術2003,Vol.14 No.4, pp.15-19,



7. 在来線唯一の切替セクション方式の き電区分所を挙げよ  
赤岩き電区分所



右 SN部を含んんだ下り方き電設備(下り線・登り勾配) 中心SN部
左 従来のデッドセクション設備(上り線・下り勾配)

664. JR東日本 赤岩き電区分所と赤岩駅 在来線唯一の切替セクション方式 BTき電 奥羽本線(山形線) ブログリンク

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663. JR東日本 福島変電所 交流 BTき電とその周辺



8. 異周波切替 き電区分所3箇所を挙げよ 50/60Hz
(ア)新軽井沢き電区分所
240. JR東日本 新軽井沢き電区分所(新幹線・ATき電・同軸き電) ブログリンク

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(イ)新高田き電区分所
(ウ)新糸魚川き電区分所
821. JR西日本 新糸魚川き電区分所・新高田き電区分所 60/50/60Hz異周波区分セクション  ブログリンク


9. 不等辺スコット結線変圧器が設置してある変電設備を7箇所 き電方式とともに挙げよ
(1)藤代変電所 BTき電
最近 常用の不等辺スコット結線変圧器が設備されたが、非通常用で単相変圧器も残されている。
822. JR東日本 藤代変電所・我孫子変電所 定点観察  新デッドセクション標識の行方 不等辺スコット結線変圧器稼動  ブログリンク

(2)村上変電所 ATき電
700. JR東日本 村上変電所(交直)とデッドセクション 羽越本線 700投稿記念 元旦号
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699. JR東日本 平林変電所 羽越本線  直流 かつては154kV受電であった  ブログリンク

(3)空港鉄道変電所 BTき電
682. 仙台空港鉄道 空港鉄道変電所とデッドセクション BTき電 ブログリンク

(4)保原変電所 ATき電
615. 阿武隈急行 保原変電所 (ATき電・交流)ブログリンク

(5)仙台基地変電所 直接き電
694. JR東日本 仙台基地変電所 新幹線 単相き電  ブログリンク

(6)新潟基地変電所 直接き電
648. JR東日本 新潟基地変電所(直接き電)交流 ブログリンク

(7)新黒磯補助き電区分所 直接き電
電留線用 補機への供給用
301. JR東日本 新黒磯補助き電区分所(新幹線・ATき電) ブログリンク


10. き電補助線AC 33kVで給電されている直流変電所を2つ挙げよ (過去の名前は整流ポスト)また、給電している変電所名を挙げよ 
(1)大貫変電所
116. JR東日本 大貫変電所(直流) ブログリンク
750. JR東日本 内房線 直直デッドセクションはあるか 大貫変電所 回生電力貯蔵装置の実態 ブログリンク

(2)竹岡変電所
117. JR東日本 竹岡変電所(直流) ブログリンク

33kV 給電変電所 佐貫町変電所
115. JR東日本 佐貫町変電所(直流・交流)ブログリンク


11. 単相変圧器がある変電所(スコット結線変圧器ではない)をできるだけ挙げよ
「三相の内 二相を使用し変圧し単相出力をしている変則的運用の変圧器が設備されている」
(1) 黒磯変電所 東北本線
328. JR東日本 黒磯変電所(BTき電・交流・直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所 ブログリンク
876. JR東日本 正月特集 黒磯駅 交直デッドセクション 今昔 (忘れないで黒磯) ブログリンク

(2) 青海変電所 日本海縦貫線
786. えちごトキめき鉄道 青海変電所(AC端)日本海ひすいライン(旧北陸本線) ブログリンク

(3) 小山変電所 水戸線
180. JR東日本 小山変電所(直流・交流BTき電)ブログリンク

(4) 藤代変電所(非通常時)
822. JR東日本 藤代変電所・我孫子変電所 定点観察  新デッドセクション標識の行方 不等辺スコット結線変圧器稼動  ブログリンク

(5) 尾久車両センター
(6) 田端運転所
68.  JR東日本 尾久車両センター・田端運転所(交流・直接き電) ブログリンク

(7) 大宮総合車両センター
450. JR東日本 大宮総合車両センター 交直デッドセクション 詳細  ブログリンク
80.  JR東日本 大宮総合車両センター変電所(交流・直接き電) ブログリンク

(8) 郡山総合車両センター 若干微妙 三相変圧器の可能性もある
603. JR東日本 郡山総合車両センター 一般公開 変電所とデッドセクション  ブログリンク

(9) つくばEX 守谷車両基地
843. つくばEX 守谷基地公開 ”つくばエクスプレスまつり 2018” 変電・き電に特化  交流加圧施設詳細  ブログリンク
359. 首都圏新都市鉄道 TX 守谷変電所(直流)とその周辺(守谷車両基地) ブログリンク

(10)田端車両基地変電所
249. JR東日本 田端車両基地変電所(新幹線・直接き電) ブログリンク


12. 短期間出現した幻のき電区分所を挙げよ (上野東京ライン工事で出現)
 秋葉原仮設き電区分所
252. JR東日本 秋葉原仮設き電区分所跡(新幹線・同軸き電) ブログリンク


13. 交直デッドセクションを4つ以上挙げよ(車両基地内を含む)
車両の融通のない場合も含む(単なる き電切替)

(1) 常磐線 取手⇔藤代間
822. JR東日本 藤代変電所・我孫子変電所 定点観察  新デッドセクション標識の行方 不等辺スコット結線変圧器稼動  ブログリンク
139. JR東日本 藤代変電所(交流・BTき電、直流)ブログリンク

(2) 東北本線 黒磯⇔高久間 
876. JR東日本 正月特集 黒磯駅 交直デッドセクション 今昔 (忘れないで黒磯) ブログリンク
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(3) 日本海縦貫線 青海⇔梶屋敷間
787. えちごトキめき鉄道 糸魚川・梶屋敷間 交直デッドセクション 日本海ひすいライン(旧北陸本線)ブログリンク

(4) 水戸線 小山⇔小田林間
181. JR東日本 水戸線 交直デッドセクションと直流遊流阻止装置(BTき電・交流・直流) ブログリンク
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(5) 羽越本線 村上⇔間島間
700. JR東日本 村上変電所(交直)とデッドセクション 羽越本線 700投稿記念 元旦号  ブログリンク

(6) 大宮車両センター内 
450. JR東日本 大宮総合車両センター 交直デッドセクション 詳細  ブログリンク
80.  JR東日本 大宮総合車両センター変電所(交流・直接き電) ブログリンク

(7) 尾久車両センター内 
(キ) 田端運転所内
68.  JR東日本 尾久車両センター・田端運転所(交流・直接き電) ブログリンク

(8) つくばEX  守谷⇔ みらい平駅
360. 首都圏新都市鉄道 TX 小貝川ATポスト(ATP)with 直流遊流阻止(交流・ATき電)デッドセクション ブログリンク

(9)つくばEX 守谷基地内 車庫部分
843. つくばEX 守谷基地公開 ”つくばエクスプレスまつり 2018” 変電・き電に特化  交流加圧施設詳細  ブログリンク


14. 大容量直流変電所を2つ挙げよ 4路線以上にき電
(1)神田交直流変電所
中央線、京浜東北線、山手線、総武線、上野東京ライン、秋葉原電留線
224. JR東日本 神田交直流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

(2)日暮里変電所
京浜東北線、山手線、常磐線、常磐貨物線、尾久車両センター
41.  JR東日本 日暮里変電所(直流)とその周辺 ブログリンク


15. 直直デッドセクションを4つ以上挙げよ 
定義:直流セクションインシュレーター2基で挟んだトロリ線が、無電圧もしくは加圧切替できる設備
デッドなセクションがあるもの
身延線以北(一部 富山を入れた)他事業者線の接続箇所を色々廻った。

1.JR東日本 栗橋変電所の項 一般的
177. JR東日本 栗橋変電所(直流)とその周辺 ブログリンク 2014年
JR東日本 東北本線と東武鉄道 日光線の間の直直デッドセクション 常用
特急スペーシア・日光・きぬがわの運行で使用
特徴:無加圧区間を東武側で き電可能な形式

2.小田急電鉄 松田変電所の項 一般的
210. 小田急電鉄 松田変電所(直流)と御殿場線連絡線 直直デッドセクション ブログリンク 2014年
小田急線とJR東海 御殿場線の間の連絡線の直直デッドセクション 常用
小田急線特急あさぎり号での運用
特徴:無加圧区間を小田急線の き電で加圧可能

3.小田急電鉄・箱根登山鉄道 湯本変電所の項 一般的
435. 小田急電・鉄箱根登山鉄 箱根登山鉄道 湯本変電所(直流)ブログリンク 2015年
小田急線と箱根登山鉄道の間の連絡線の直直デッドセクション 常用
箱根登山鉄道電車の入生田検車区への移動で使用 
特徴:1500V⇔600V異電圧区分 かつては、小田原駅まで登山鉄道が運行していた

4.JR東海 三島変電所の項 一般的
605. JR東海 三島変電所と伊豆箱根鉄道 駿豆線 連絡線 ブログリンク 2017年
伊豆箱根鉄道 駿豆線とJR東海 東海道本線の連絡線の直直デッドセクション 常用
特急踊り子号の運用と伊豆箱根鉄道 大雄山線の車両の大場工場への移動で使用
特徴:東海道本線 三島駅にホーム中ほどから連絡線が分岐している

5.この記事は単独で掲載 一般的
659. JR東日本・秩父鉄道 熊谷駅 連絡線の直直デッドセクション ブログリンク 2017年
秩父鉄道秩父本線とJR東日本高崎線の連絡線の直直デッドセクション 常用外
運用は無い、かつて直通列車の運行が行われていた。また貨物の授受もあったがこちらは熊谷貨物ターミナルで対応されている
特徴:連絡線の秩父本線側にもう一箇所セクションがあり、秩父鉄道側から き電されている

6.この記事は単独で掲載 一般的
657.  西武秩父・お花畑 連絡線の直直デッドセクション ブログリンク 2017年
西武鉄道西武秩父線と秩父鉄道秩父本線の連絡線の直直デッドセクション 常用
秩父鉄道秩父本線の長瀞駅・三峰口駅との直通連絡線
特徴:1989年に運用開始 2つの直直デッドセクションがある


7.西武鉄道 多磨変電所の項  若干専門的
478. 西武鉄道 多摩川線 武蔵境駅 直直デッドセクションと多磨変電所 ブログリンク 2016年
西武鉄道 多摩川線とJR東日本 中央本線の連絡線の直直デッドセクション 常用外
西武鉄道 多摩川線の車両を武蔵丘車両検修場での検修時に使用、また中古車両・新型車両の授受に使用(甲種輸送)
特徴:多摩川線の車両を武蔵丘車両検修場での検修時使用するときは、武蔵野線の連絡線も使用する 次 項参照

8.この記事は単独で掲載 若干専門的
504. JR東日本 武蔵野線 西武鉄道 池袋線 連絡線の直直デッドセクション ブログリンク 2017年
西武鉄道 新宿線とJR東日本 武蔵野線の連絡線の直直デッドセクション 常用外
西武鉄道 多摩川線の車両を武蔵丘車両検修場での検修時に使用、また中古車両・新型車両の授受に使用(甲種輸送)
特徴:JR東日本側にエアーセクションがあり断路器での き電区分が行える

9.この記事は単独で掲載 知られていない
585. 上信電鉄 高崎駅 JR線との連絡線 直直デッドセクション ブログリンク 2017年
上信電鉄とJR東日本 高崎線の連絡線の直直デッドセクション 常用外
中古車両・新型車両?の授受に使用(甲種輸送)
特徴:無加圧部分の間隔が短い


10.この記事は単独で掲載(定義が微妙…)
658. 東武鉄道・秩父鉄道・JR東日本(八高線・電化) 寄居駅 連絡線の直直デッドセクション ブログリンク 2017年 
東武鉄道東上線と秩父鉄道秩父線の連絡線の直直デッドセクション 常用外
東武鉄道東上線車両の検査および転配のための回送が行われる(羽生駅経由)
特徴:直直デッドセクションの範囲が大きい。東武側から無加圧部分に き電できる。常時東武側き電 


11.この記事は単独で記載(定義が微妙…)
660. 東武鉄道・秩父鉄道 羽生駅 連絡線 セクション  ブログリンク
秩父鉄道 熊谷方にエアーセクション 秩父鉄道羽生駅構内き電分離 東武線側にセクションインシュレーターあり

12.この記事は単独で掲載 知られていない
708. 富士急 大月駅 JR東日本 連絡線 直直デッドセクションとその周辺 ブログリンク 2018年
富士急大月線とJR中央本線の連絡線の直直デッドセクション 常用
河口湖発のJR東日本 特別快速、季節列車の運行
特徴:直直デッドセクションを真横で見られる
13.この記事は単独で記載 知られていない

14.この記事は単独で記載 知られていない
812. 上毛電気鉄道 赤城変電所Compleat と東武鉄道 桐生線 赤城変電所 こんなところに直直デッドセクション ブログリンク

15この記事は単独で記載 知られていない
まとめ記事も再掲
846. まだあった直直デッドセクション 多分これが最後(関東地方)熊谷貨物ターミナル ブログリンク
秩父鉄道とJR東日本の区分 この経路は、東武鉄道の車両 甲種輸送に多用されている


16. 取材に時間がかかったと思われるき電設備を4つ挙げよ(変電所を含む)
(1)赤岩き電区分所 赤岩駅 通過のため
664. JR東日本 赤岩き電区分所と赤岩駅 在来線唯一の切替セクション方式 BTき電 奥羽本線(山形線) ブログリンク

(2)峠変電所
665. JR東日本 峠変電所 BTき電 奥羽本線(山形線) ブログリンク

(3)小島谷変電所 極端に本数が少なくなる
807. JR東日本 小島谷変電所 越後線 ブログリンク

(4)礼拝変電所 極端に本数が少なくなる
808. JR東日本 礼拝変電所 越後線 compleat ブログリンク


17. 20kVの剛体架線のある場所を挙げよ 
仙山線 作並トンネル

672. JR東日本 仙山線 作並トンネル 20kV剛体架線 BTき電  ブログリンク
 このほかに同じく仙山線 大原トンネル、男鹿線 男鹿変電所(デンチャ用)にある

18. 商業施設に高配(6.6kV)を行っている配電所を4つ以上挙げよ
(1)赤羽配電所
9.   JR東日本 赤羽変電所(直流)ブログリンク

(2)浦和配電所
481. JR東日本 浦和配電所 ブログリンク

(3)池袋配電所
824. JR東日本 池袋変電所老取・池袋配電所、池袋変電所66kV大井町電源導入 ブログリンク

(4)渋谷配電所
35.  JR東日本 渋谷変電所(直流)とその周辺 ブログリンク

(5)武蔵浦和配電所
147. JR東日本 武蔵浦和配電所(番外)ブログリンク


19. 大規模な交流開閉所を2つ小規模な開閉所を5つ 閉鎖された開閉所を1つ挙げよ
大規模な交流開閉所
(1)桃野開閉所
1939年(昭和14年)11月 154kV 信濃川発電所 運開と同時に桃野開閉所を開設
213. JR東日本 桃野開閉所(交流)ブログリンク

(2)岡部交流変電所(定義微妙だが開閉所の機能が先にできた)
1939年(昭和14年)11月 154kV 信濃川発電所 運開と同時に岡部開閉所を開設
1952年(昭和27年)3月 高崎線へ154㎸降圧66㎸を供給するため変圧器を設置 岡部交流変電所となる
上部 岡部交流変電所 中央2つ 154㎸降圧66㎸部分 その下 岡部開閉所の機能を持った部分
下部 桃野開閉所 同一 縮尺で比較
岡部交流変電所の増設部分がどのように食い込んでいるか判る
17.  JR東日本 岡部交流変電所(直流併用) ブログリンク



小規模な開閉所
(1)田端開閉所
1994年(平成6年) 東京地域本社田端移転に伴い開設
214. JR東日本 田端開閉所(交流)とその周辺 ブログリンク

(2)宮原開閉所
1984年(昭和59年)5月 赤羽・宮原間線増および大宮地下駅新設に伴いTEPCO上尾電源導入
78.  JR東日本 宮原開閉所(交流) ブログリンク
486. JR東日本 宮原開閉所 送電線張替機器配置換え ブログリンク

(3)丸の内開閉所 偶然見つけた 丸の内に無い開閉所
2006年(平成18年)10月 東京駅周辺のJR東日本管轄ビル群への供給と設備強化で開設
226. JR東日本 東京交流変電所(東京直流変電所併設)とその周辺  ブログリンク

(4)新前橋開閉所
164. JR東日本 新前橋き電区分所(直流)と新前橋開閉所(交流) ブログリンク

(5)戸田開閉所
1985年(昭和60年)8月埼京線開業に伴う各変電所への供給、大宮・蕨間架空送電線廃止で開設
2.  JR東日本 戸田開閉所とその周辺 ブログリンク

閉鎖された開閉所 新前橋開閉所と同等な変電所に前置された開閉所だった
(1)木下開閉所跡
599. JR東日本 布佐変電所・木下開閉所(廃止) 成田線(我孫子支線) ブログリンク


20. 直流き電区分所から昇格した直流変電所を7つ挙げよ
(1) 取手変電所
63.  JR東日本 取手変電所(直流))←取手き電区分所SPからの昇格 ブログリンク

(2) 柏変電所
62.  JR東日本 柏変電所(直流)←柏き電区分所SPからの昇格 ブログリンク
738. JR東日本 柏変電所 再訪 微量PCB含有油浸機器の全交換  ブログリンク

(3) 町田変電所 原町田き電区分所からの昇格
89.  JR東日本 町田変電所(直流)ブログリンク

(4) 熊谷変電所
65.  JR東日本 熊谷変電所(直流))←熊谷き電区分所SPからの昇格  ブログリンク

(5) 東大宮変電所
64.  JR東日本 東大宮変電所(直流))←東大宮き電区分所SPからの昇格  ブログリンク

(6) 佐倉変電所
575. JR東日本 佐倉変電所 総武本線・成田線 ブログリンク

(7) 上尾変電所
66.  JR東日本 上尾変電所(直流)←上尾き電区分所SPから昇格  ブログリンク


21. 直流変電所から降格した直流き電区分所3つ挙げよ
(1)安中き電区分所
166. JR東日本 安中き電区分所(直流) ブログリンク

(2)小出き電区分所
464. JR東日本 小出変電所(直流・き電区分所として運用) ブログリンク

(3)大潟き電区分所
790. 北越急行 北線 大潟変電所(改め大潟き電区分所) 北越急行 北線 ブログリンク


22. こんなところに き電区分所 トンネル内とトンネル外を結ぶき電区分所を挙げよ
土合き電区分所
気づいた人は、いたか?






157. JR東日本 土合き電区分所(直流) ブログリンク


23. 変則運用の交流き電の変電所を挙げよ
木戸変電所 変電所 直下の交交デッドセクションが無い
624. JR東日本 木戸変電所 常磐線(BTき電) ブログリンク


24. 唯一 き電区分所ではなく「区分所」の名称を持ち交交セクションの試験を行ったき電区分所を挙げよ
豊原区分所

327. JR東日本 豊原区分所(BTき電・交流) ブログリンク


25. 交流給電変電所13箇所を挙げよ(JR東日本管内)
JR東日本には、給電変電所に該当する交流変電所が設置されている。

それは
1. 六日町交流変電所
460. JR東日本 六日町交流変電所(交流)ブログリンク

2. 岡部交流変電所
17.  JR東日本 岡部交流変電所(直流併用)ブログリンク

3. 蕨交流変電所
10.  JR東日本 蕨交流変電所(直流併用)ブログリンク

4. 王子交流変電所
228. JR東日本 王子交流変電所(直流併設)ブログリンク

5. 武蔵境交流変電所
1.  JR東日本 武蔵境交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

6. 新宿(交流)変電所
223. JR東日本 新宿交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

7. 小岩交流変電所
220. JR東日本 小岩交流変電所(直流併用)ブログリンク

8. 神田交直流変電所
224. JR東日本 神田交直流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

9. 上野交流変電所
227. JR東日本 上野交流変電所と上野直流変電所とその周辺 ブログリンク

10. 東京交流変電所
226. JR東日本 東京交流変電所(東京直流変電所併設)とその周辺 ブログリンク

11.浜松町交流変電所
25. JR東日本 浜松町交流変電所(JR東海 浜松町周波数変換変電所併設←大井に移転)とその周辺 ブログリンク
726. 国鉄 浜松町周波数変換変電所・浜松町交流変電所 ブログリンク

12.大井町交流変電所
222. JR東日本 大井町交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

13.新鶴見交流変電所
221. JR東日本 新鶴見交流変電所 ブログリンク


26. 特殊機能を持つ日本唯一の直流変電所 トロリ線加熱機能もつ変電所を挙げよ 
 小島谷変電所
807. JR東日本 小島谷変電所 越後線 ブログリンク


27. π架線の詳細 中央東線で一番天井高が低いトンネルを挙げよ
595. JR東日本 狭小トンネル(π架線等)および特認箇所と私鉄の剛体架線とトロリ線接続部 ブログリンク


斧窪トンネル トンネル高さ最低 4465mm
狭小トンネルをフィーダーメッセン方式で架線化
どうやらこのトンネルは、中央東線で一番の狭小トンネルに該当する斧窪トンネルだった 上図表を参照




架線方式 拡大 フィーダーメッセンジャー方式の原点 き電分岐線がトンネルに接触しそう


フィーダーメッセン架線方式 拡大

28. 最北の変電設備 を挙げよ 
旭川補助き電区分所
810. JR北海道 旭川補助き電区分所と旭川運転所 宗谷本線 ブログリンク


29. AT・BTの境のき電区分所・変電所を挙げよ
(ア)槻木き電区分所 阿武隈鉄道
680. 阿武隈急行 槻木き電区分所 AT-BTデッドセクション  ブログリンク

(イ)新札幌き電区分所 千歳線
288. JR北海道  新札幌き電区分所・銘板が無いので仮称 ブログリンク

(ウ)羽前千歳変電所 奥羽本線
671. JR東日本 羽前千歳変電所 BT・ATき電 奥羽本線 ブログリンク


30. 直流異電圧・交流異電圧デッドセクションを挙げよ
(ア)箱根湯本駅 箱根登山鉄道と小田急線(通常)
435. 小田急電・鉄箱根登山鉄 箱根登山鉄道 湯本変電所 ブログリンク

(イ)南富山駅 地鉄軌道と地鉄鉄道(非通常)
782. 富山地方鉄道 軌道線 南富山変電所と軌道線・鉄道線 異電圧接続 直直デッドセクション 

(ウ)福島駅 奥羽本線と東北新幹線(通常)
663. JR東日本 福島変電所 交流 BTき電とその周辺 ブログリンク


31. 移転を含めた周波数変換変電所を5つ挙げよ
(1)沼津周波数変換変電所
703. JR東海 沼津周波数変換変電所と沼津変電所 新幹線  ブログリンク 

(2)西相模周波数変換変電所
276. JR東海 西相模周波数変換変電所(西相模変電所)(新幹線) ブログリンク

(3)綱島周波数変換変電所
270. JR東海 綱島周波数変換変電所(新幹線) ブログリンク

(4)大井周波数変換変電所
266. JR東海 大井周波数変換変電所(新幹線) ブログリンク

(5)浜松町周波数変換変電所(移転)
225. JR東日本 浜松町交流変電所(JR東海 浜松町周波数変換変電所併設←大井に移転)とその周辺  ブログリンク
726. 国鉄 浜松町周波数変換変電所・浜松町交流変電所  ブログリンク


32. トンネルの上の変電所(地下鉄を除く)を14箇所以上挙げよ
(1)梶ヶ谷変電所 武蔵野貨物線
71.  JR東日本 梶ヶ谷変電所(直流) ブログリンク

(2)生田変電所 武蔵野貨物線
70.  JR東日本 生田変電所(直流)ブログリンク

(3)新秋津変電所 武蔵野線
72.  JR東日本 新秋津変電所(直流)ブログリンク

(4)港南台変電所 根岸線
347. JR東日本 港南台変電所(直流) ブログリンク

(5)大井町変電所 臨海線
212. 東京臨海高速鉄道 大井町変電所(直流) ブログリンク

(6)品川埠頭変電所 臨海線
313. 東京臨海高速鉄道 品川埠頭変電所(直流) ブログリンク

(7)鍛冶橋変電所 京葉線
104. JR東日本 鍛冶橋変電所(直流) ブログリンク

(8)丸の内変電所 総武線快速・横須賀線
226. JR東日本 東京交流変電所(東京直流変電所併設)とその周辺 ブログリンク

(9)空港変電所 成田線空港支線
752. JR東日本 空港変電所 空港支線と取香き電区分所 NAR  ブログリンク

(10)新湯沢変電所 上越新幹線
578. JR東日本 新湯沢変電所(神立斜坑・城平斜坑) ブログリンク

(11)塩浜変電所 東海道貨物線
348. JR東日本 塩浜変電所(直流) ブログリンク

(12)秋葉原変電所 つくばEX
352. 首都圏新都市鉄道 TX 秋葉原変電所(直流)ブログリンク

(13)浅草変電所 つくばEX
353. 首都圏新都市鉄道 TX 浅草変電所(直流) ブログリンク

(14)六町変電所 つくばEX
354. 首都圏新都市鉄道 TX 六町変電所(直流) ブログリンク

(15)西国分寺変電所 武蔵野線 国立支線
22.  JR東日本 西国分寺変電所(直流) ブログリンク
537. JR東日本 西国分寺駅と武蔵野線 国立支線(立坑と湧水群) ブログリンク

(16)芝浦変電所 横須賀線
48.  JR東日本 芝浦変電所(直流)


33. 燃えた変電所を5つ挙げよ
(1)鍛冶橋変電所
104. JR東日本 鍛冶橋変電所(直流)ブログリンク

(2)越中島変電所
105. JR東日本 越中島変電所(直流) ブログリンク

(3)国分寺変電所
21.  JR東日本 国分寺変電所(直流) ブログリンク

(4)新宿変電所
223. JR東日本 新宿交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

(5)大網変電所
770. JR東日本 大網変電所 外房線  東金線


34. 水没した変電所を2つ挙げよ
(1)浦佐変電所
463. JR東日本 浦佐変電所(直流)ブログリンク

(2)栃木変電所
345. JR東日本 栃木変電所(直流)ブログリンク


35. 間に き電区分所がない交流き電変電所区間を3つ挙げよ
通常交流き電変電所間には、き電区分所が置かれるが置かれていない交流き電変電所区間がある 
通常交流変電所は、方面別き電を行っており、変電所直下にデッドセクションと き電区分所にデッドセクションが置かれる。ところが勾配続く山岳路線だと、デッドセクションがあるき電区分所を途中に置くと、上り坂場合力行状態を一時解消しなくてはならない。そのため奥羽本線の峠変電所(峠変電所の変電所直下のデッドセクションは、トンネル内の水平部分に設けられている)を境に両端の変電所は、勾配が無くなった福島、米沢変電所近傍にデッドセクションを設けている。

山形新幹線の高頻度な運行を考えた場合、このままでは電力不足となるので、赤岩にき電区分所を設け、上り勾配線だけ切替セクション方式で通過させることになった。
662. JR東日本 福米線電化の道筋(直流→交流、狭軌→広軌) ブログリンク

同様に磐越西線も変電所間にき電区分所がない。

(1)峠・米沢両変電所間
665. JR東日本 峠変電所 BTき電 奥羽本線(山形線) ブログリンク
666. JR東日本 米沢変電所 BTき電 奥羽本線(山形線)  ブログリンク

(2)峠・福島両変電所間(但し改良済み)
664. JR東日本 赤岩き電区分所と赤岩駅 在来線唯一の切替セクション方式 BTき電 奥羽本線(山形線) ブログリンク
663. JR東日本 福島変電所 交流 BTき電とその周辺

(3)上戸・郡山両変電所間
532. JR東日本 上戸変電所(交流)とその周辺 磐越西線 ブログリンク
533. JR東日本 郡山変電所(交流) 東北本線・磐越西線 ブログリンク
604. JR東日本 郡山変電所 追加 郡山駅構内き電系統図 推定 ブログリンク


36. 自営化工事中(終了も含む)直流変電所を4つ挙げよ
(1)橋本変電所
88.  JR東日本 橋本変電所(直流) ブログリンク
827. JR東日本 橋本変電所 自営化 八王子みなみ野駅 付近 ブログリンク
451. JR東日本 武蔵境 八王子変電所間 送電経路 変更工事(将来的) ブログリンク

(2)町田変電所
89.  JR東日本 町田変電所(直流) ブログリンク

(3)日野変電所
24.  JR東日本 日野変電所(直流) ブログリンク
451. JR東日本 武蔵境 八王子変電所間 送電経路 変更工事(将来的) ブログリンク

(4)津田沼変電所
121. JR東日本 津田沼変電所(直流)ブログリンク

共通
702. JR東日本 自営電力化の現状 津田沼・町田・橋本 各変電所 ブログリンク
874. JR東日本 橋本変電所 町田変電所 自営化の行方 ブログリンク


37. 6.6kV 受電変電所 直流き電、交流き電 変電所をできるだけ挙げよ
(ア)地方鉄道 多数
295. 流鉄  馬橋受電点(廃止)と唯一の変電所西平井変電所6.6kV3回線受電(直流) ブログリンク

317. 富山地方鉄道 立山線 小見変電所(直流)ブログリンク

468. 箱根登山鉄道 小涌谷変電所(直流)と箱根登山鉄道 変電所群 ブログリンク

470. 箱根登山鉄道 大平台変電所(直流)と出山信号場スイッチバック ブログリンク

469. 箱根登山鉄道 宮ノ下変電所(直流) ブログリンク

517. 富山地方鉄道 岩峅寺変電所(直流)ブログリンク

519. 富山地方鉄道 内山変電所(直流) ブログリンク

521. 富山地方鉄道 魚津変電所(直流)ブログリンク

522. 富山地方鉄道 西滑川変電所(直流)ブログリンク

587. 上信電鉄 南蛇井変電所 ブログリンク

588. 上信電鉄 山名変電所 ブログリンク

784. アルピコ交通(松本電鉄) 信州荒井変電所 松電上高地線 ブログリンク

607. 伊豆箱根鉄道 三島変電所 駿豆線 ブログリンク

608. 伊豆箱根鉄道 大仁変電所 駿豆線と超電導き電線試験設備跡  ブログリンク

609. 福島交通 桜水変電所 飯坂線(飯坂鉄道)ブログリンク

621. 伊豆箱根鉄道 小田原変電所とJRの接続点小田原駅 大雄山線(DC1,500V)  ブログリンク

622. 伊豆箱根鉄道 和田河原変電所と大雄山駅 大雄山線 ブログリンク

707. 岳南電車 岳南原田変電所とJR東海 吉原駅の連絡線 ブログリンク

760. 銚子電鉄 笠上黒生変電所 銚子電鉄 ブログリンク

782. 富山地方鉄道 軌道線 南富山変電所と軌道線・鉄道線 異電圧接続 直直デッドセクション ブログリンク

783. 富山地方鉄道 軌道線 千歳変電所と富山ライトレールとの接続 ブログリンク

812. 上毛電気鉄道 赤城変電所Compleat と東武鉄道 桐生線 赤城変電所 こんなところに直直デッドセクション ブログリンク

814. 長野電鉄 須坂変電所 ブログリンク

816. 上田電鉄 下之郷変電所 Compleat ブログリンク

837. 東京モノレール 羽田変電所  ブログリンク

850. 秩父鉄道 小前田変電所 ブログリンク

856. 秩父鉄道 行田変電所 ブログリンク

857. 秩父鉄道 羽生変電所 ブログリンク

871. 東京都交通局 都電  荒川線 庚申塚変電所 ブログリンク

873. 東京都交通局 都電 荒川線 西尾久変電所 ブログリンク

82.  埼玉新都市交通 伊奈線(ニューシャトル・交流三相き電) 大成き電変電所 ブログリンク

511. 埼玉新都市交通 羽貫き電変電所(三相交流)ブログリンク

512. 埼玉新都市交通 小室き電変電所(三相交流) ブログリンク

513. 埼玉新都市交通 丸山き電変電所(三相交流)ブログリンク

514. 埼玉新都市交通 原市き電変電所(三相交流) ブログリンク

516. 埼玉新都市交通 大宮き電変電所(三相交流) ブログリンク

JR東日本 唯一の6.6㎸受電 直流変電所
335. JR東日本 烏山変電所(直流) ACCUM用変電所 ブログリンク


(イ)新黒磯補助き電区分所の新幹線滞泊補機供給用変電所 6.6kV昇圧25kV
301. JR東日本 新黒磯補助き電区分所(新幹線・ATき電) ブログリンク

(ウ)大宮総合車両センター交流加圧変電設備 6.6kV昇圧20kV
450. JR東日本 大宮総合車両センター 交直デッドセクション 詳細  ブログリンク
80.  JR東日本 大宮総合車両センター変電所(交流・直接き電) ブログリンク

(エ)尾久車両センター・田端運転所 交流加圧変電設備 6.6kV昇圧20kV
68.  JR東日本 尾久車両センター・田端運転所(交流・直接き電) ブログリンク

(オ)守谷基地 交流加圧変電設備 6.6kV昇圧20kV 
843. つくばEX 守谷基地公開 ”つくばエクスプレスまつり 2018” 変電・き電に特化  交流加圧施設詳細  ブログリンク
359. 首都圏新都市鉄道 TX 守谷変電所(直流)とその周辺(守谷車両基地) ブログリンク


38. 直流急速充電設備がある変電所を挙げよ
烏山変電所
335. JR東日本 烏山変電所(直流) ACCUM用変電所 ブログリンク


39. JR東日本 訓練施設を挙げよ
(ア)笹子トレーニングセンター
440. JR東日本  笹子変電所(直流) ブログリンク

(イ)八王子総合訓練センター
54.  JR東日本 八王子総合訓練センター

(ウ)内原設備訓練センター
498. JR東日本 内原補助き電区分所(BTき電・交流)常磐線と内原電留線と設備訓練センター(模擬デッドセクション有り) ブログリンク


40. 〇船橋変電所を全部挙げよ は漢字 一文字以上
(1)南船橋変電所
109. JR東日本 南船橋変電所(直流)とその周辺(京葉線・き電区分箇所) ブログリンク

(2)西船橋変電所
546. 東京地下鉄 メトロ西船橋変電所 東西線

(3)千歳船橋変電所
409. 小田急電鉄 小田原線 千歳船橋変電所(直流)ブログリンク

(4)新西船橋変電所
141. JR東日本 新西船橋変電所(直流) ブログリンク

(5)船橋変電所
122. JR東日本 船橋変電所(直流) ブログリンク

(6)西船橋変電所
123. JR東日本 西船橋変電所(直流) ブログリンク


41. 154kV・66kV 共架送電線のある変電所を挙げよ
 矢板変電所
330. JR東日本 矢板変電所(直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所 ブログリンク


42. き電関係の特殊な装置を5つ挙げよ
(1)動力式検電接地装置
36.  JR東日本 代々木駅とその周辺  ブログリンク
448. JR東日本 御茶ノ水駅 改良工事 動力式検電接地装置 ブログリンク
803. JR東日本 駅改良工事 新橋駅・千駄ヶ谷駅 動力式検電接地装置 ブログリンク

(2)き電保護パック
228. JR東日本 王子交流変電所(直流併設) ブログリンク
552. JR東日本 き電保護パック 設備状況  ブログリンク
449. JR東日本 籠原駅 地絡 火災 事故 原因 ブログリンク
222. JR東日本 大井町交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク
227. JR東日本 上野交流変電所と上野直流変電所とその周辺  ブログリンク

(3)直流遊流阻止装置
181. JR東日本 水戸線 交直デッドセクションと直流遊流阻止装置(BTき電・交流・直流) ブログリンク
139. JR東日本 藤代変電所(交流・BTき電、直流) ブログリンク
360. 首都圏新都市鉄道 TX 小貝川ATポスト(ATP)with 直流遊流阻止(交流・ATき電)デッドセクション ブログリンク
619. 直流遊流阻止装置と常磐線・水戸線(BTき電)、つくばEX(ATき電) ブログリンク

(4)帰線自動開閉装置
222. JR東日本 大井町交流変電所(直流併用)とその周辺  ブログリンク
68.  JR東日本 尾久車両センター・田端運転所(交流・直接き電) ブログリンク
843. つくばEX 守谷基地公開 ”つくばエクスプレスまつり 2018” 変電・き電に特化  交流加圧施設詳細 ブログリンク

(5)レール継ぎ目保護装置
787. えちごトキめき鉄道 糸魚川・梶屋敷間 交直デッドセクション 日本海ひすいライン(旧北陸本線) ブログリンク


43. 154kV 受電直流変電所(変電所構内で完結しているもの)を5つ挙げよ
(1)新宿変電所
223. JR東日本 新宿交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

(2)武蔵境交流変電所
1.  JR東日本 武蔵境交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク

(3)蕨交流変電所
10.  JR東日本 蕨交流変電所(直流併用)ブログリンク

(4)矢板変電所
330. JR東日本 矢板変電所(直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所 ブログリンク
矢板変電所への154㎸は、TEPCO新栃木⇔那須野変電所 沼原線2号 154㎸から分岐 
電源開発(J-Power)沼原線は、275㎸で正しいが、矢板は沼原線2号で154㎸

(5)岡部交流変電所
17.  JR東日本 岡部交流変電所(直流併用)ブログリンク

備考 新鶴見交流変電所は、近傍に線路があるが直流き電設備はない。直近の変電所は新鶴見変電所となる。


44. 電力を融通している交流き電区分所を挙げよ 
牛久き電区分所
140. JR東日本 牛久き電区分所(交流・BTき電) ブログリンク


45. 上越線に設けられている き電区分所をその性格ともに7つ挙げよ
(1)小出き電区分所 電力融通
464. JR東日本 小出変電所(直流・き電区分所として運用) ブログリンク

(2)五日町き電区分所 電力融通
462. JR東日本 五日町き電区分所(直流) ブログリンク

(3)六日町き電区分所 はくほく線分岐(非通常時)
461. JR東日本 六日町き電区分所(直流)ブログリンク

(4)石打き電区分所 電力融通
458. JR東日本 石打き電区分所(直流)ブログリンク

(5)越後中里き電区分所 電力融通
456. JR東日本 越後中里き電区分所(直流)ブログリンク

(6)土合き電区分所 電力融通
157. JR東日本 土合き電区分所(直流)ブログリンク

(7)新前橋き電区分所 両毛線融通
164. JR東日本 新前橋き電区分所(直流)と新前橋開閉所(交流) ブログリンク


46. 中央東線・篠ノ井線に設けられているタイポストの場所を挙げよ
(1)相模湖タイポスト
184. JR東日本 相模湖タイポスト(直流)ブログリンク

(2)甲府タイポスト
471. JR東日本 甲府タイポスト(直流)とその周辺 き電線の区分と甲府駅内電留線断路器 ブログリンク

(3)初狩タイポスト
439. JR東日本  初狩タイポスト(直流) ブログリンク

(4)村井タイポスト
525. JR東日本 村井タイポスト(直流)篠ノ井線 ブログリンク


47. シン・ゴジラ  ヤシオリ作戦 シミュレーション(自由研究)
453.  JR送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦(新幹線爆弾・在来線爆弾の運行)について考察 ブログリンク
649. 送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦について考察  続き ブログリンク

(ア) 東海道新幹線を運行させるための必要な変電所を挙げよ
261. JR東海 東海道新幹線給電系統図  ブログリンク

JR東海 大井周波数変換変電所を生かす
266. JR東海 大井周波数変換変電所(新幹線) ブログリンク
 JR東日本 新橋変電所 大井周波数変換変電所への供給 浜松町交流変電所電力洞道
53.  JR東日本 新橋変電所(直流) ブログリンク
 JR東日本 大井町交流変電所 新橋変電所への供給
222. JR東日本 大井町交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク
 JR東日本 新鶴見交流変電所 大井町交流変電所への供給
221. JR東日本 新鶴見交流変電所 ブログリンク

JR東海 大崎変電所を生かす
267. JR東海 大崎変電所(新幹線・ATき電.同軸き電) ブログリンク
JR東海 綱島周波数変換変電所 スルー化 新横浜変電所から逆走
270. JR東海 綱島周波数変換変電所(新幹線)ブログリンク
JR東海 新横浜変電所 スルー化 平塚変電所から逆走
271. JR東海 新横浜変電所(新幹線・ATき電) ブログリンク
JR東海 平塚変電所 スルー化 西相模周波数変換変電所から逆走
273. JR東海 平塚変電所(新幹線・ATき電) ブログリンク
JR東海 西相模周波数変換変電所
276. JR東海 西相模周波数変換変電所(西相模変電所)(新幹線) ブログリンク

掟破り JR東日本 66㎸ 50Hzを77kV 60Hzの送電線に繋ぎこむ JR東海 大崎変電所
短時間なら運転可能

(イ) 在来線 両面作戦を実施する際に必要な変電所を挙げよ
① 東海道方
53.  JR東日本 新橋変電所(直流) ブログリンク
51.  JR東日本 田町変電所(直流) ブログリンク
 JR東日本 大井町交流変電所 新橋変電所・田町変電所への供給
222. JR東日本 大井町交流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク
 JR東日本 新鶴見交流変電所 大井町交流変電所への供給
221. JR東日本 新鶴見交流変電所 ブログリンク

② 東北方
224. JR東日本 神田交直流変電所(直流併用)とその周辺 ブログリンク


以下は記述式

48. 幻の東海道新幹線・東北新幹線直通計画を簡単に述べよ
(ア) 一番目の案 上野駅は、スルー
東京駅から北 王子付近に 50/60Hzの異周波き電区分所設置 浜松周波数変換変電所は、大崎変電所以北の異周波き電区分所までの範囲を担当させる。
田端車両基地は、60Hz加圧

付図1 50/60Hz切替設備改良案
新王子SP 異周波切替設備 原点となるもの
東海道新幹線は、BTき電。東北新幹線はATき電。
浜松町FCと新大宮SSからのき電突合せ。

図1 電源・き電系統図
新王子SPを含めた当初の東海道新幹線直通計画。
全国7,000kmの新幹線大ネットワーク完成時には、列車のループ運転も考慮
して循環運転による逆編成の出現も考えられた。この時点で新幹線上野駅は、
建設計画の俎上には挙がっていなかった。また東京駅が4ホームである。
浜松町FCから田端まで60Hzのき電での同軸き電方式であった。
品川ヤードと田町ヤードの相互利用ができる運用が計画されていた。


(イ) 二番目の案 上野駅 停車
東京駅に 50/60Hzの異周波き電区分所設置 浜松周波数変換変電所は、大崎変電所以北の東京駅までの範囲を担当させる。東京駅以北は新田端変電所が担当


図1 東京・新田端変電所間き電系統図(案)
新王子き電区分所設置の計画が見送られて、上野地下に新幹線を導入する計画が立案
された後も、東京駅での14番線ホームを利用した地上切替案が生き残っていた。
上野トンネルのルート変更(曲率半径が小さくなった)に伴い、BTき電方式では、BTセクション 都市部で1.5kmの間隔が
保てず、ATき電では、トンネル壁面との絶縁離隔の確保が困難なため、同軸き電方式が選択さている。

図8 東京駅 50/60Hz 異周波切替方式 地上切替
現在の新軽井沢き電区分所の方式と大分似ている。
車両は停止切替であり負荷電流も小さいので誘導障害は問題ないとの結論であった。
放電装置とあるが、これは現在のレール電位抑制装置RPDCのことである。
(ウ) 三番目の案(結局見送り) 東京駅でのホーム分離方式 直通運転は、見送り


482. 国鉄 幻の東海道新幹線・東北新幹線(全国新幹線網)接続計画 東海道・東北新幹線 直通計画  ブログリンク

726. 国鉄 浜松町周波数変換変電所・浜松町交流変電所 ブログリンク

225. JR東日本 浜松町交流変電所(JR東海 浜松町周波数変換変電所併設←大井に移転)とその周辺 ブログリンク

263. JR東海 旧 浜松町FC給電点(新幹線・同軸き電) ブログリンク

250. JR東日本 新田端変電所1,2号棟(新幹線・ATき電、同軸き電) ブログリンク



49. 黒磯駅 地上切替から車上切替までの変遷(自由研究)黒磯駅地上切替のルーツ

(ア) 黒磯駅 地上切替の原型になった場所を挙げよ
作並駅 作並駅の配線図を基に、黒磯駅の配線図を構築

以下資料抜粋
黒磯駅の地上切換の話題の前に、作並の交流電化試験の際の地上切換の設備及びその時検討された代表的な単線及び複線の配線図を示す。
作並駅 地上切換設備



作並駅 地上切換実験時の構内配線図  右交流区間 左直流区間 2013年 文献 久保 敏

現状作並駅 左 山形  右 仙台



作並駅 地上切換実験時の構内配線図  右・山形:直流区間 左・仙台:交流区間 1956年文献
お気づきであろうか1956年文献と2013年文献では、左右が逆である
どちらかが逆配置である図2.1.2の元文献2報は、この配置である。
見た方向が違う


作並駅 地上切換 架線電源切換装置の説明 黒磯駅 地上切換の原点
一番左の断路器の形状に注目 2点切り DCiR、ACiRは架線電流検知装置を示す
今の黒磯の断路器とは上下が逆
20,000Vは、昔懐かしい高圧ピン碍子
鮮明な画像があったので提示する 断路器は、両きりタイプ 水平が交流、垂直が直流
入替標機の下の交直記号は、黒磯へ承継
架線電源電源識別標識の色は同じだが表示形(架線終端標識)が違う
作並試験時は、まだ現在の架線死区間標識(デッドセクション標識)が制定されていなく
架線終端標識で代用されていた(但し色は違えた)


単線および複線は、記載ミス こちらが単線用交直地上切換 代表例(作並で実地試験時に決定された)

単線の場合とあるが記載ミス こちらが単線および複線用交直切換 代表例(作並で実地試験時に決定された)
現在の黒磯駅との相違点は、交流機廻線と直流機廻線が別
576. JR東日本 自由研究 Deepな 黒磯駅 交直切換 老生常譚 デッドセクション 異聞 ブログリンク


(イ) 黒磯駅以外で短期間出現した地上切替の場所を挙げよ
福島駅中川信号所付近に交直デッドセクションを設置 地上切替を実施
8年間の運用
左下部交直切換地点と明記

中川信号所付近のデッドセクションで試験された直流遊流阻止試験
1949年 福島(中川信号所)~米沢を直流電化。スイッチ・バック各駅に通過線設置。
庭坂・板谷・関根に直流変電所(回生インバーター設置)
1960年)東北本線 福島まで交流電化
福島(中川信号所・交直デッドセクション・地上切換え)
東北本線福島から奥羽本線米沢まで直流電化のまま 上図 中川信号所付近 デッドセクション
1968年)福島~米沢を交流電化に切換。米沢~山形を新規に交流電化。狭軌

福島⇔米沢電化については以下のリンク
662. JR東日本 福米線電化の道筋(直流→交流、狭軌→広軌) ブログリンク


1972年当時の地図 左   右 現在  中川信号所付近
左の図に変電所記号があるがこれは福島製作所の変電所



直流遊流阻止試験の詳細は以下のリンク
619. 直流遊流阻止装置と常磐線・水戸線(BTき電)、つくばEX(ATき電) ブログリンク


以下の画像は、福島変電所の以下のリンク
663. JR東日本 福島変電所 交流 BTき電とその周辺 ブログリンク

奥 中山信号所跡
中山信号所跡はこの辺だろうか 左奥にデッドセクション有 

奥建屋 機関区跡の建屋 右 山形新幹線経路 左 山形線経路
(ウ) 黒磯駅 切替設備に設備されていた交直架線電流検知装置の原理について簡単に述べよ

① 旧型検知設備
直流検知の場合 
変圧器の鉄心飽和によるインピーダンスの変化を検知に利用 

交流検知の場合
上述の直流印加を交流(架線)を整流して行う


② 新型検知設備
旧型の置き換えを図る前に、地上切換設備は、廃止されてしまったが、新型の検討は行われていた。原理はクランプメータによる電流の検知である。今では一般的な方法
旧型は、OPAmp等が開発されていなかった時代の産物

③ 旧型検知設備の弱点とその弱点によって惹起された事故を述べよ
交直車両が、世代交代し使用電力(補機分)が少なくなったため、旧型の交直架線電流検知装置で交流時 実車を検知できず、空車と表示板に表示。交直切換で焼損事故発生

信号扱い所 正面 交直S.W.は203 4番線用
信号係りが現車を確認後 交直切替えを実施する手順であったが逸脱(失念)した。

黒磯駅で交流印加架線に直流を加圧してE721系を焼損
交直切替断路器に繋がる交直架線電流検知装置の老朽化と信号係りの目視確認の失念

詳細は、以下のリンク 新型の交直架線電流検知装置につても言及
542. JR東日本 黒磯駅 交直地上切替 直流加圧事故 ブログリンク


④ 名前を変えて特定の交直デッドセクションに設備された機器の名称を述べよ
直流遊流阻止装置が設備されている水戸線、常磐線、つくばEX線のデッドセクション部交流方に
直流電流検知装置として設備されている。
619. 直流遊流阻止装置と常磐線・水戸線(BTき電)、つくばEX(ATき電) ブログリンク


50. 気象庁地磁気観測所のWikipedia記載事項の裏を取る(自由研究)
(ア) 基本的に観測所を中心に半径30km以内で周囲電化する場合は、原則的に交流電化もしくは観測に影響を出さない対策を施した上での直流電化が義務づけられている。とあるが法的条文に記載があるか

無い 条文のどこにも半径30㎞以内とは書いていない


(イ) 柿岡地磁気観測所から、半径30km以内にあった直流電化路線は、どこか 過去運行されていた鉄道を挙げよ 

茨城交通水浜線 水戸駅付近が30㎞以内に入る 水戸磯浜間は、一部専用軌道
水戸市内から大洗方面 軌間1067mm DC600V 路面電車の形態
1929年(大正12年)水戸⇔磯浜間で運行開始
1966年(昭和41年)廃止
水戸から磯浜までの茨城交通 水浜線があるが無視されている

(ウ) 戦後、電気事業法に基づく「電気設備に関する技術基準を定める省令」が施行された。これは正しいか 

正しい 電気事業法に基づく「電気設備に関する技術基準を定める省令」は戦後制定
電気事業法自体は、戦前からあり条文に磁気観測所の観測に障害を及ぼさないようにしなければならないとの記載がある。電気設備に関する技術基準を定める省令」は戦後制定で正しい

解説 
 電気工作物が他の工作物に影響を及ぼさないようにすることに関しては、明治時代の電気事業法に記載が出てくる。また大正年間においては、漏洩電流による電蝕(食)に関して注意を喚起する項目が現れ、磁気観測所への影響に関する条文が出てくる。良く言われている常磐線交流電化のきっかけとなった地磁気擾乱対策協議会の結果をもって法が整備された旨の記載は、間違いである。

 大正時代に制定された電気事業法ニ依ル電気工事規程 第118条に「電気鉄道用架空電線路ハ既設架空弱電流線路及ビ磁力観測所ニ対シ通信又ハ観測上ノ障害ヲオヨボサザル様隔離スルカ又ハ其ノ他ノ適当ナル予防方法ヲ施スコトヲ要スとある

 また昭和14年(1939)電気事業法 第4章電気鉄道の第148条(文献上では176条となっている)における条文「電気鉄道用直流電線路および帰線は、磁力観測所に対し、観測上の障害を及ぼさないように隔離し、またその他の適当な防止策を施さなければならない」とある。


 1950年代はじめ、取手(この時点で取手には直流変電所はなく、我孫子が最北端の直流変電所であった)までの常磐線の(直流)電化区間を更に北に伸ばす計画が浮上した際に、運輸省内に1953年「地磁気擾乱対策協議会」が設けられ常磐線電化に関する協議が始まった。
 委員長は運輸技術研究所長の服部貞一氏、気象台側の委員は和達清夫台長、畠山久尚気象研所長、吉松隆三郎観測所長、運輸省側の委員は細田綱吉官房長で、官房長が其の取り纏め役であった。
 この地磁気擾乱対策協議会の結果を受け、1964年 電気事業法(昭和39年7月11日法律第170号)39条2項に「事業用電気工作物は、他の電気的設備その他の物件の機能に電気的又は磁気的な障害を与えないようにすること。」が改訂された

 この法の、電気事業法第39条第1項及び第56条第1項の規定に基づき、1965年電気設備に関する技術基準を定める省令〔昭和40年を通商産業省令第61号〕が改訂された。

 具体的に踏み込んだ形で通商産業省令第61号第257条に「直流式電気鉄道用軌電線路、直流式電気鉄道用電車線路および直流帰線は、地球磁気観測所または地球電気観測所に対して観測上の障害を及ぼさないように施設しなければならない」と規定された。

その後省令は全面改定され
第2章電気の供給のための電気設備の施設、第6節電気的、磁気的障害の防止(第42条、第43条)で地球磁気観測所等に対する障害の防止として

第四十三条  直流の電線路、電車線路及び帰線は、地球磁気観測所又は地球電気観測所に対して観測上の障害を及ぼさないように施設しなければならない。とされている

以上の詳細内容は以下のリンク
600. JR東日本 常磐線・水戸線と気象庁地磁気観測所(柿岡) 600投稿 記念号 ブログリンク


(エ) 内房線における地磁気観測所(国土地理院 狩野山測地観測所)への影響回避は、どのような方策が採られたか

① JR側 
直流変電所を区間を短くして設置 線条からの漏れ電流を少なくする措置
設置当時の名称は整流ポスト

これら変電所は、佐貫町を除き、海に近いので漏れ電流が海側を流れているかもしれない。
以前 仙石線では、帰線電流を海に作ったアースに排流していたことがあったが、地震後設備が損傷したので運用をやめている。
以下引用
 仙石線の変電所間隔が18Kmの区間で電車線電圧の救済とレールの電食防止を目的として,海水帰路を利用した帰線路について考察した。海水帰路に使用されている排流装置は,海水を補助帰路として帰線電流を分流させ,電車線電圧の救済やレール電位の抑制,レールの電食防止を図る設備である。レール電位が高い変電所中間付に海中への排流点を,変電所付近に帰流点を設けている。東日本大震災で被害を受けた排流装置を現状のまま復旧することが困難となったので,この排流装置の必要性について検討した。仙石線の内陸移転に伴い排流装置(海水帰路)を設備する必要がないと結論づけた。
引用終わり

仙石線における帰線路についての考察 文献引用


1)大貫変電所
116. JR東日本 大貫変電所(直流) ブログリンク
750. JR東日本 内房線 直直デッドセクションはあるか 大貫変電所 回生電力貯蔵装置の実態 ブログリンク

(2)竹岡変電所
117. JR東日本 竹岡変電所(直流) ブログリンク

33kV 給電変電所 佐貫町変電所
115. JR東日本 佐貫町変電所(直流・交流)ブログリンク


② 測地観測所側
以下引用
木更津-千倉間の直流電化により,電車運行のない深夜帯を除き短周期成分に若干のノイズが含まれようになった.しかし,現在に至るまで1 分以上の中・長期周期成分は,安定的な地磁気データを取得しており,直流電流をはじめとする人工擾乱起源のノイズ除去をしなくても解析等に利用できる良質なデータが得られている。
引用終わり


深夜の間の測定結果と昼間の測定結果を比較して人工ノイズがあっても補正できる
鹿野山測地観測所地磁気観測50 年の変遷 pdf注意 国土地理院

参考文献
この項の引用文献は、各ブログリンクを参照のこと 

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